合同会社qmerは、唾液から取り出したDNAをゲノム解析し、その結果を一人ひとりの希望に合わせたレポートにまとめて届けている会社です。DNA解析と研究開発、そして生命情報科学の教育・アウトリーチを事業の柱としています。代表の庄司 竜麻様は博士(薬学)の学位を持ち、生命情報科学と分子生物学を専門に、国内外の大学や企業で研究開発に携わってきました。提供しているDNA検査のサービスは医療機関での診断や治療、予防に代わるものではなく、自分のDNAを題材に研究の知見や解析技術を学ぶ教育的なサービスです。遺伝子検査はどこでできるのかを調べている方のうち、結果の意味や限界まで理解したい方にとっての選択肢のひとつになります。
個人向けのサービスでは、申込みや事前のWeb面談の相談を専用フォームで受け付けており、遺伝子検査をオンラインで申し込んで進めたい方にも利用しやすい流れです。対象は体質や病気に関わる候補項目で、対応する項目や解析の範囲は申込み時に確かめます。申込み後に届く専用キットで唾液を採取して返送すると、DNAの抽出からゲノム解析、統計解析までが行われます。返送から解析の完了まではおよそ3か月が目安で、結果はPDFファイルで届くほか、マイページでの閲覧や希望に応じた冊子での送付にも対応しています。結果は研究で報告された関連をもとにした参考情報であり、病気の診断や発症の確率を示すものではありません。解析するのは申込んだ本人の試料だけで、他人の試料を無断で持ち込むことや代理での解析は受け付けていません。
企業向けには、DNA検査の解析を依頼したい法人と、教育・アウトリーチとしての目的や対象人数、項目、納品形式などを最初にすり合わせてから進めます。会社で活用するマスターデータと本人に返すレポートを分けて設計し、個人の結果は本人への返却が基本です。遺伝情報をもとに人事評価や採否を判断する使い方は想定していません。さらに、mRNAなど多様なオミクス情報の活用や新しい創薬手法、多くの検体を効率よく扱う実験系の開発にも取り組んでいます。DNA検査の費用を調べている段階の方も、結果の読み解き方やデータの扱い方まで含めて比べると、自分に合った依頼先を見極めやすくなります。
合同会社qmerは、研究で示された関連性と、それが自分自身にどの程度当てはまるのかを区別して伝え、予測につきまとう不確かさについても説明することを大切にしています。レポートには各項目が何を表し、どう読めばよいかの説明が添えられており、さらに深く学びたい方に向けて、解析の理論と方法を詳しくまとめた資料や講義も用意されています。
受け取りたくない項目は返却するレポートに載せない方針で設計しますが、返却しない項目と、解析や保存そのものを行わない情報は同じではないため、除外できる範囲を事前に説明し、合意のうえで進めます。情報の取り扱いでは、氏名などと解析用のデータを分けて識別コードで管理し、本人の明確な同意がないまま第三者に提供したり研究に転用したりしない方針です。
DNA解析の進め方や対象となる項目について詳しく知りたい方は、公式サイトで確認してみてください。
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