大鶴 高田の正油は、岩手県陸前高田市を拠点とする醤油の専門店です。製造元の佐々長醸造株式会社と共同で開発したオリジナル商品「高田の正油」シリーズを販売しており、濃口・甘口・淡口のしょう油のほか、麺類向けのつゆや白だしまで取りそろえています。地元の気仙地区ではお客さまのもとを訪ねて商品を届ける「御用聞き販売」を行い、離れた地域に住む方にはオンラインショップを窓口にした醬油の通販で全国へ発送しています。ホームページに加えて電話やFAXでも注文でき、贈り物にする場合の注文も電話・FAXで受け付けています。宮城県気仙沼市内にも商品を扱う店舗があり、地元で愛され続けてきた醤油の味を各地の食卓へ届けています。
運営しているのは、個人事業主として同店を営む代表の鈴木泰治様です。2011年に醤油の販売を始め、2024年からは「大鶴」の屋号で営業しています。御用聞き販売では、長年にわたって付き合いのある地域のお客さまを回りながら、訪問先のお年寄りの見守りや地域の見回り、互いが持つ情報の交換も兼ねています。お客さまが醤油を買い足したくなる頃合いを見計らって訪ねるのも、この販売方法ならではの心配りです。会話の中で味への感想を直接聞き、その声を受け止めながらお客さまと一緒に味を磨いていくことを大切にしており、こうして積み重ねてきた信頼関係が地域密着の販売スタイルを支えています。
醤油のおすすめを知りたい方に向けて、大鶴 高田の正油は料理や好みに合わせた選び方を大切にしています。醤油のランキングで上位かどうかだけを判断材料にするのではなく、産地ごとの食文化や造り方、甘みや香りといった味の傾向、使いたい料理との相性まで含めて選ぶことをすすめており、東北各県の醤油の違いや、岩手の醤油づくりと麹の関わりなどについても情報を発信しています。刺身や焼き魚といった魚介料理には濃口や甘口、素材の色をきれいに仕上げたい煮物や吸い物には淡口というように、使い道に応じて選び分けられる品ぞろえです。
基本となる濃口しょう油は塩分14.5%で、従来品の約16.5%から塩分を少し控え、まろやかですっきりとした口当たりに整えられています。甘口しょう油は濃口より甘みを感じる味わいで、新鮮な刺身につけて楽しむのに向いています。淡口(うすくち)の「淡口」は塩分の量ではなく色の淡さを示す呼び名で、炊き込みご飯や茶碗蒸しに使っても具材本来の色合いを損ないません。シリーズ最上位の「松しょうゆ」は特級しょうゆにあたり、深いコクにほのかな甘みが重なります。
つゆは蔵元の生揚げ醤油を土台に、各地から取り寄せたカツオ節のブレンドだしへアゴだしと昆布だしを加えた4倍濃縮タイプで、薄めるだけで麺類の味が決まります。白だしは本醸造醤油に3種類のかつお節と昆布だしを合わせたもので、うどんや鍋物、卵焼きから洋風の料理まで使い道が広がります。商品を組み合わせたセットもあり、自宅用にも贈り物にも選びやすい構成です。
商品の詳細や注文の方法は、公式サイトで確認できます。
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