環境をめぐる規制やエネルギーの課題に向き合う企業を、技術と経営の両面から支えているのがTohL経営相談室です。活動の中心に据えているのは環境経営の推進で、化学物質の管理や省エネルギーの取り組み、設備投資に生かせる補助金の相談まで幅広く受け止めています。東京都杉並区を拠点に、全国の企業からの相談に対応しています。技術と製造の現場を理解したうえで経営を導くという考え方を掲げ、各社の実情に即した助言を届けています。環境への配慮を単なる負担ではなく、社会的責任を果たすことで市場からの信用や企業価値を高める機会と捉えている点が、その姿勢の根底にあります。省エネコンサルや化学物質管理コンサルの依頼先を探している企業にとって、現場の実務と経営の視点を併せ持つ相談先といえます。
支援の柱は、環境マネジメントシステムの構築や補助金の導入を後押しする支援、省エネルギー支援、化学物質管理支援の3本です。環境マネジメントシステムの分野では、目標とする水準を5つの段階から選べるエコステージの柔軟さを活かし、企業の体力や事業の目的に合わせて少しずつレベルを引き上げていける形での構築を支援しています。エコステージはステージ2の段階でISO14001と同等に近い内容になるとされ、審査を受けるだけでなく、仕組みを組み立てる過程で評価員から指導や助言を受けられる点も特徴です。評価の実務を担う(一社)東京環境経営研究所に所属する評価員として、TohL経営相談室は認証の取得までを支えます。
省エネルギー支援では、電力の使用量や設備の稼働状況といった実績データをもとに、必要に応じてエネルギー消費量の計測も行い、電力契約の内容の見直しまで含めて改善の余地を検討します。そのうえで効果が見込める改善策を選び、具体的な実施計画を立てて提案する流れです。化学物質管理支援では、EUのREACHやRoHSのように製品に含まれる危険有害性物質を対象とする規制と、日本の労働安全衛生法のように作業時のばく露リスクの低減を求める規制の双方に向き合い、対象物質の洗い出しから管理体制の弱点の整理、新たなルールづくりや社員教育までを後押しします。設備投資に用いる補助金についても、制度の選定から申請の手続きまでを支えています。
支援を担うのは代表の福井 徹様です。1977年に東京大学教養学部を卒業後、日本鉱業株式会社(現在のJX金属株式会社)へ入社し、非鉄金属系の部品材料市場への参入を目指す新規事業の開発に携わりました。製造技術の開発、量産設備の設計と立ち上げ、ISOのマネジメントシステムや安全衛生管理の整備を含む生産管理全般、新規顧客の開拓までを経験しています。2009年にはJXリサーチ株式会社へ移り、IoTやAIといった新しい動きについての市場調査や技術調査、コンサルティングを担当し、2019年に独立してTohL経営相談室を立ち上げました。
保有資格は中小企業診断士と熱エネルギー管理士で、エコステージ評価員や知財アナリストの資格も併せ持ち、経営革新等認定支援機関としても登録されています。杉並区の商工会議所では中小企業向けの窓口相談を担い、創業や資金繰りの相談に応じてきたほか、厚生労働省の委託事業として化学物質による労働災害の防止に向けた助言も行っています。40年以上にわたる事業現場での経験を土台に、理論だけでは解けない現場特有の課題へ、実行できる形の解決策を示せることがTohL経営相談室の強みです。
環境経営の進め方に悩んでいる場合は、公式サイトで支援の内容を確認してみてください。
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