川原商店は、福岡県を中心に、ドローンを使った肥料散布と農薬散布を専門に請け負っている事業者です。稲の追肥をはじめとする施肥や病害虫の防除に加えて、果樹園での散布、遮光・遮熱材の散布、苗木の運搬、航空測量、自動航行ルートの作成まで、ドローンを生かして農家の仕事を幅広く支えています。活動範囲は福岡県全域で、北九州・遠賀・京築、筑豊、福岡・筑紫・糟屋、筑後の各エリアの市町村をカバーしているほか、佐賀県や山口県、大分県など近隣の県からの依頼にも応じています。福岡で肥料散布を任せられる依頼先を探している農家の方にとって、地元で相談しやすい存在です。
代表の川原 健作様は米農家の家に生まれ、幼い頃から農作業を身近に経験してきました。川原商店そのものも、米づくりを営む父親の手伝いから始まった事業です。夏の炎天下での散布がどれほど過酷かを身をもって知っているからこそ、田畑を守ろうと力を尽くす地域の農家をいちばん近くで支える存在でありたいと考えています。ドローンによる散布を初めて見たときに農家の人たちを笑顔にできる技術だと強く惹かれ、知識を深めて農薬指導士の資格を取得しました。川原商店の保有資格には、農業ドローン技能認定も含まれています。何より大切にしているのは農家の方と顔を合わせて交わす対話で、作物の育ち方や圃場の条件が一枚ごとに違うことを踏まえ、事前に要望をじっくり聞いたうえで、その田畑に合った散布の計画を提案しています。
肥料散布では、稲の生育に合わせて行う追肥の散布を代行しており、重い肥料袋を担いで汗を流す重労働をドローンに任せられます。年齢を重ねて体力的に作業がつらくなってきた方や、人手が足りず肥料だけでも頼みたい方の相談にも応じており、田んぼの初期に必要となるジャンボタニシ対策の粒剤散布も引き受けています。宮若市では、平日は会社勤めで作業の時間を取れない兼業農家の方から、水稲1.2haの追肥を依頼されました。適期にあたる週末に雨の予報が出ていたため、天気予報を見ながら晴れ間を狙って日程を押さえ、予定どおり時期を逃さずに肥料をまき終えています。
川原商店では、農家の方が用意した肥料や農薬を預かって散布するのが基本ですが、何を使えばよいか分からないときは、代表が状況に合うものを選んで手配することもできます。散布の前には、薄める倍率や周りへの影響といったドローンでまく際の使用基準を代表自身が確かめ、そのうえで自ら機体を操って作業にあたります。機体は70Lを積めるDJI AGRAS T70PのほかDJI AGRAS T10やMatrice 4Eを使っています。予定日が雨や強風になった場合は延期とし、直近の晴れ間に合わせて素早く日程を組み直します。
周辺の畑や住宅への飛散を防ぐため、当日の風速を確かめて風の穏やかな時間帯を選び、低い位置から狙った範囲に絞って散布しています。電線や高い木、ビニールハウスのある変形田でも、あらかじめ現地を調べて安全に飛べるルートを組んでから作業に入ります。近隣へは前もって声をかけ、万一に備えて賠償責任保険にも加入しているほか、農薬取締法で散布が禁じられている薬剤の散布は引き受けていません。
追肥の時期や手持ちの肥料について相談したい方は、まず公式サイトで詳しい内容を確かめてみてください。
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