寄木雑貨工房 irodori は、寄木の技法を用いた木工雑貨を製作し、ネットショップで販売している工房です。扱っているのは木軸の筆記具を中心に、名刺ケース、ネクタイピン、ヘアクリップといった日常づかいの小物です。なかでも寄木のボールペンは、ノック式とツイスト式の両方がそろう中心的な品目になっています。いずれの商品も一つひとつ手作業で仕上げられており、木材に着色を施さず、木そのものが持つ色味や木目の表情をそのまま生かすという考え方が共通しています。塗装に使われるのは自然由来のオイルや蜜蝋で、ボールペンは蜜ろう仕上げです。
寄木のボールペンは、色合いの異なる樹種を貼り合わせた素材を軸に用いる点が大きな特徴です。ノック式は長さが約140mmで、ゲルタイプの0.7mm芯を採用しています。ツイスト式は本体をねじって芯を出し入れする構造で、長さは約130mm、油性の1.0mm芯が入ります。グリップ側とクリップ側に別の木を組み合わせる作りのため、ウォールナットやケヤキ、メープル、シタンなど、選ぶ木によって一本ごとに違った表情が生まれます。金具はゴールド、シルバー、ブラックがあり、木の色との取り合わせで印象が変わります。芯は交換して長く使えますが専用のものが必要なため、互換性を確認できた替え芯を具体的に案内し、替え芯そのものも扱っています。シャープペンは0.5mm芯で、一般的な替え芯が使える仕様です。
筆記具以外では、名刺ケースが2〜3mmに薄く仕上げた寄木の板をステンレス製の本体に貼り合わせた構造で、厚みを抑えながら強度を確保し、名刺は15枚から20枚ほど収まります。ネクタイピンは長さ60mm、幅8mm、ヘアクリップは長さ60mm、幅17mmと、装いに合わせやすい大きさです。名前などをレーザー彫刻する名入れにも対応しており、希望する場合はCONTACTから相談できます。ネットショップに掲載している以外の作品も数多く手がけており、イベントに出店した際は、実物を見て手に取りながら選ぶこともできます。運営しているのは岡新吾様で、新作やイベント出店に関する情報はInstagramやホームページでも発信されています。
寄木雑貨工房 irodori の品物は、木を染めたり塗りつぶしたりせずに仕上げられているため、同じ形の商品でも一本ごとに濃淡や木目の流れが異なります。色や硬さの違う木を組み合わせる寄木の作り方が、その個体差をより際立たせています。仕上げに自然由来のオイルや蜜蝋を用いている点も、木の質感を手のひらで確かめたい人に向いた選択といえます。
加えて同店は、長く使い続けることを前提とした案内にも配慮しています。ボールペンの芯は専用品が必要になりますが、互換性を確認できた替え芯の種類まで具体的に示し、替え芯単体も扱っています。名入れを希望するときの連絡方法もはっきりしているため、自分用としてはもちろん、贈り物として選ぶ場合にも迷いにくい構成です。
木の風合いをそのまま生かした筆記具や小物が気になる方は、ネットショップで木の組み合わせを一つずつ見比べてみてください。
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